長野・野沢温泉村
人口3,200人の村が、世界とどう繋がるか
人口3,200人の村に、年間73万人が訪れる。
外湯は村人のもの。観光と暮らしが同じ湯を使っている。
使われていなかった建物が、人の集まる場所になる。
道祖神祭りが、村の結束を毎年つくり直す。
観光で栄えた村が、暮らしをどう守るのかを体感する2泊3日。
なぜ、今回の舞台は野沢温泉なのか
賑わいは、そのままでは暮らしにならない。受け入れ方の設計が、村の未来を決める。
長野県野沢温泉村は、人口約3,200人の村です。湧水・雪・温泉という水の循環と、道祖神祭りに代表される文化に恵まれ、パウダースノーを目当てに、年間延べ約73万人が訪れます。海外からの移住者や投資も入り、村の景色は短い期間で大きく変わりました。一方で、観光が冬に偏ることによる通年の雇用不足、投資の加熱による若者向け住宅の不足という課題も同時に進んでいます。人が来る村になった先で、何が足りなくなり、誰が困るのか。外からの資本とどこで手を組み、どこで線を引くのか。事業を通じて村の課題に向き合う野沢温泉企画の河野健児さんの案内で、迷いも判断の途中経過も含めて聴ける現場だから、今回の舞台に選びました。
視点01暮らしと観光の両立を設計する
13の外湯は今も村人が当番で守り、観光客も同じ湯に入ります。観光を受け入れながら、暮らしの側の作法や共有財をどう保ち続けるのか。両立が成り立っている仕組みと、その限界を捉えます。
視点02外部資本・多文化と共生する
海外からの移住者と投資が、村の宿・店・不動産を動かしています。外から来た資本と人を排除も歓迎一辺倒もせず、村の側が主語であり続けるために何が要るのか。当事者の判断を聴きます。
視点03冬偏重を越える、通年の雇用をつくる
雪がある数ヶ月に需要が集中し、残りの季節の仕事が足りない。ブナ林、湧水、祭り、食——冬以外の資源をどう事業に変え、村で一年を通して働ける状態をつくるのかを考えます。
野沢温泉が面白いのは、観光の成功譚ではなく「暮らしと観光の綱引き」が見えること。
世界中からスキーヤーが集まり、海外からの移住者が店をひらき、外国資本が宿を買う。その一方で、冬にしか仕事がなく、若い世代が借りられる家が減っていく。同じ村の中で、追い風と向かい風が同時に吹いています。
この旅では、その両方を同じ場所で聴きにいきます。
ホストを務めるローカルプレイヤー
河野 健児
野沢温泉村の地域リーダーとして、野沢温泉企画の経営にあたっています。宿泊施設「mont」の運営をはじめ、事業を通じて村の課題解決に取り組む当事者です。あわせて、村の未来の姿を左右するグリーンフィールド開発を推進中。観光で人が集まる村で、そこに住み続ける人の暮らしをどう守るのか——その問いに、事業という手段で向き合い続けています。
野沢温泉で事業に挑む方々と、ピッチや食卓でお会いします。(※登壇者は調整中です。確定しだい順次掲載します)
フィリップ・リチャーズ
Day2の村内メンバーピッチに登壇予定。
【確定次第、差し替え】
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2泊3日の旅程(予定)
※本行程は地域カルテ(2026年9月11日時点)の予定案です。訪問先・登壇者・時間は変更となる場合があります。集合・解散の時刻は野沢ライナーの使用便が確定してからご案内します。2日目午後の訪問先と、ピッチに登壇する村内メンバーは調整中です。ブナ林ツアーは雨天でも実施する予定です。
宿も、食事も、体験の一部です。
ローカルゼブラツアーでは、宿泊も食事も「地域を理解する時間」の一部として設計しています。野沢温泉では、2泊で性格の違う2つの宿に泊まります。
宿|1泊目は mont、2泊目は野沢温泉ロッヂ
1泊目は、野沢温泉企画が手がける宿「mont」。河野さんのプレゼンと初日の食事も、この場所で行います。2泊目は野沢温泉ロッヂ。最終日のディスカッションは、ロッヂの共有スペースで行います。ロッヂは館内着(パジャマ)のご用意がないためご持参ください(歯ブラシ等は館内で販売しています)。mont のアメニティは確定次第ご案内します。
食|村の食卓と、林の中の弁当
初日は mont の食卓を囲み、2日目の昼はブナ林で郷土料理研究会のお弁当を。夜は七良兵衛珈琲で、希望者は GURUGURU で二次会へ。村で店を営む人たちと同じテーブルにつくことが、そのまま村の話を聴く時間になります。アレルギー・食事制限は事前にうかがい、各会場へ共有します。
※宿泊先・飲食店は開催回により変更となる場合があります。
ローカルゼブラツアーとは
地域の社会課題に、事業で挑む「ゼブラ企業」的なプレイヤーたち。その現場に深く入り込み、哲学から実務、そして苦悩までを本人の言葉で聴き、対話する——それがローカルゼブラツアーです。
こんな方に
今回の舞台は、長野県野沢温泉村。人口約3,200人の村に年間延べ約73万人が訪れ、13の外湯が今も村人の手で守られています。海外からの移住者と資本が入り、村の景色は短い期間で変わりました。観光で栄えることと、そこで暮らし続けること。その両立をどう設計するのかを、村の当事者と考えます。
見て、学んで、終わらない。次の意思決定を持ち帰る3日間。
先進事例を見学するだけの視察ツアーではありません。参加前に自社・自地域の問いを言語化し、現地では土地の空気と人の関係性を身体で感じる。実践者との対話で得た気づきを、次の意思決定に変えて持ち帰ります。旅の約1ヶ月後には再びオンラインに集まり、それぞれの現場で起きた変化を持ち寄ります。
問いを立てる
自社・自地域の課題を、探究したい問いに言語化する。
体感する
まちを歩き、現場の空気・関係性を身体で理解する。
対話する
実践者の哲学、迷い、葛藤、合意形成までを聴く。
意味づける
体験を自社・自地域と重ね、何が重要かを言語化する。
意思決定する
変える・始める・やめることを決めて持ち帰る。
持ち寄る
オンラインで再集合し、それぞれの現場での実践を交換する。
参加者の声(過去回のアンケートより。野沢温泉回は第1回のため、開催後に掲載します)
開催レポート
こんな問いを持つ方と、旅をしたい
自分たちの事業を、地域に根ざしたまま持続的に強くするには。
地域事業への融資・投資の目利きを、どう磨くか。
行政と民間が、対等に協働する仕組みをどうつくるか。
本業の強みを、地域の課題解決にどう接続するか。
現場の実践知を、どう理論や支援策に落とし込むか。
立場や経験は問いません。必要なのは、自分たちの問いを持ち込む姿勢です。
参加費用
※金額は島根回・鹿児島回・福島回と同額の暫定値です。野沢温泉回の正式な金額・含まれる項目は確定次第、更新してください。
野沢温泉の村と、人の集まる場所
外湯、ブナ林、祭り、食卓——野沢温泉村の様子をご覧ください。
※クリックで拡大表示。矢印キーで送り、Escで閉じます。掲載写真は野沢温泉企画の提供素材および現行サイトの素材です。ツアー当日の写真は開催後に差し替えます。
よくある質問
実践地域を体感し、リーダーと対話し、地域の未来を共につくる旅。
定員は20名、最少催行人員は6名。対話の質を保つため、少人数での開催です。お申し込み後、事務局より参加確定のご連絡を差し上げます。